「甘えるな」と怒られました。
こんにちは、旭川まなみです。
就職活動もそろそろ終盤で、私は内定を2社いただき、6月面接開始の企業に向けて準備進めているところです。
最近、やる気が出ません。
やる気が出ないたびにブログを書いているので、最近やる気が出ません、が毎回のようになってしまいますが…。
やる気が出ない理由は、やっぱりひとつ。
「本当にこれは私がやりたかったことなの?」という悩み。
たくさんの企業を見て、受け手は落ちて、たまに受かってを繰り返す中でも、全く消える余地のなかった疑問です。
私が現在受けているのは、ホテル、百貨店、人材、出版など様々。
自分が何をしたいのかわからないまま、ここなら良さそうという企業を、なんとなく受けてしまっています。
本気にならなくてはいけない局面で本気になれない。
これが私の悪いところです。
先日、このことを彼氏に泣きながら話しました。
「やりたいことがわからないけれど、ここで就職してしまったら一生後悔する気がする」
包み隠さない本音です。
すると彼は
「本当はやりたいことがあるんでしょう?言ってみなよ」
と。
わたしは、「色々ある」と答えました。
そう、色々あるのです。
就活して就職しないならば、留学してみたいし、自転車で日本一周とかしてみたい。大好きな演劇をたくさん見たい。
そして…
「書きたい」
言葉にした瞬間涙が溢れました。
わたしは書きたかったんです。
「何を?小説?エッセイ?」
「…エッセイ…?わかんないけど、書きたい」
「そっか…。今何か書いてるの?」
「ううん…」
「書きたいっていうくせに、泣くほど書きたいくせに何も書いてないの?書けばいいじゃん!書きたいんだろ!誰も止めないよ」
わたしは、久しぶりに声を上げて泣きました。
書きたかったんです。
わたしは、文章を書いて誰かに読んでもらうということを心の底から切望していたんです。
それなのに逃げてきました。
実際に彼からも言われました。
「甘えてるよね。書く気になればいつでも書けたのに、逃げて、甘えてきたよね?それって誰のせい?誰かに書くなって言われたの?言われてないよね?……甘えんなよ。」
その通りです。
わたしはずっと甘えてきました。
このブログも細々と初めて誰にも見せていないし。
どんな文章が書きたいかなど、ほとんど考えてきませんでした。
「やりたいのにできない」
その原因は紛れもなくわたし。
失敗して恥をかいたらどうしよう。
笑われたら嫌だな。
そんなことばかりで、始める前から諦めて。
やりたいやりたいっていう割に何もしない。
「やりたいことは?」
って言われても、
「うーん」
って曖昧に笑って誤魔化してた。
わたしは話すことも苦手で。
文字にすることで初めて居場所を感じられるようなそんなちっぽけな存在だからこそ、もっともっと自分が書く言葉を信じられればよかった。
やりたいことは全部やって、恥をかいてでも一歩ずつ前に進めればよかった。
インタビューを中心としたウェブメディアが大好きで、ずっと読んでたからこそインターンに応募してもよかった。
彼氏からの厳しい一言に
「まなみはやらない理由を探すのが上手いよね」
ということがある。
その通りだ。
やらない理由ばっかり探して。
挑戦しないことを正当化していた。
本当はやりたかったのに〜〜だったからできなかった。
そんなことばっかり言っていた。
虚しい。
大学生活でもっと挑戦できたはずなのにやってこなくて。
環境のせいにして言い訳して。
過去を思い出しては後悔する。
そんな自分はもう嫌です。
気づいたのが大学4年生の5月なんて遅すぎると思うけれど、やらない言い訳はもうしません。
就活も、そうです。
ここで
「本当にやりたいことが見つかったから」
って就活を中断することはできるかもしれないけれど。
それはやらない理由を探して正当化しているから前の自分と同じ。
今受けている企業の内定が出るまでは、就活を1番にやると割り切ります。
本当にやりたいことは、書くことだけれど、それ以外をやらなくていい理由にはならないから。
いきなり小説家になれるわけでもないので、やっぱりわたしは就職活動を経て企業に入り、一方でこうやってブログを書こうかな。
それも諦めなのかな。
バランス感覚がよくわからない。
でも、とにかく、逃げるってことはもうやめたい。
何かを理由にやりたかったことをやらない人生はやめたい。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
旭川まなみ