「就活の軸」ってなんで必要なの?
こんにちは、旭川まなみです。
前回に引き続き、「就活の軸」をテーマにお話ししたいと思います。
↓「就活の軸」とは何か という書前回の記事がこちらです。
1月からゆるゆると就活を初めてもう1ヶ月半。
業界問わず様々な企業の1dayインターンやセミナーに参加する中で
「軸」という言葉を、少しイヤになるほど聞いてきました笑
極め付けは最近行った旅行会社でのインターン最後の座談会……
就活生A「就活で大切なこと、アドバイスなどあれば教えてください!!!」
内定者B「うーんそうだね、いろいろあるけど自分の中で就活の軸はこれだ!ってきちんとさせておくといいかも!」
就活生A「なるほど!参考になりました!ありがとうございます!!!」
私「……(参考になったか……?)」
この内定者Bさんは大切なことに触れられていません。
どうして「就活の軸」を持つことが大切なのか?
どうして「就活の軸」が必要だと言われるのか?
という点です。
今日はこのことについてお話ししたいと思います。
おさらい:就活の軸とは
前回の記事でもお話しした通り、
就活の軸とはすなわち
何をもっとも大切にして、中心に考えて就職活動をしているかを表す言葉です!
これを前提に進めていきます。
就活の軸を持つとどんなメリットがあるか
では、就活の軸を持ち、
企業選びで大切なことを明らかにして就活することのメリットとは何でしょう。
それは何と言っても
ブレない自分のまま就活できる!
ということではないでしょうか。
就活の軸とは
「自分が何を大切にしているのか」という価値観がダイレクトに反映されます。
例えば「人と関わる仕事がしたい」という軸をもって就職活動をしている方は
「接客業のアルバイトでお客様と関わり、感謝された経験がある」
「サークルで後輩の指導を工夫して行った経験がある」
など、
「人と関わる」ということに関してポジティブな経験を持っている方が多いのです。
そんな、
いわゆる成功体験や、自分に向いている物事を背景に「就活の軸」は設定されるので、
その「軸」を価値基準として企業を見れば、自分らしさを見失わないことができます。
そもそも、自分らしさってそう簡単に見失うものじゃないでしょ?と思ったそこのあなた!
や、見失いますよ、本当に。
就活で出会うたくさんの立派な社会人の方が
全員「自分の会社が最高!」「自分たちこそが正しい!」という顔で
全く違う内容を話すんです。
つまり私たちは「何が正解なのか」ではなく「自分にとっての正解が何なのか」ということを常に意識して「判断」していかなくてはなりません。
そのための判断基準として「軸」を持っていることは一定のメリットがありますね。
就活の軸を持つとどんなデメリットがあるか
さて、メリットについて述べたので続いてデメリットについて……
うーんデメリットは正直あまり思いつきません。
強いて言えば、視野が狭くなってしまうことでしょうか。
視野が狭くなる、とは具体的にどういうことかというと、
自分の経験をもとに作り上げた「就活の軸」に合う企業ばかり見ていると、
自分が予想もしない企業への視野が狭まるということです。
例えば
「アルバイトで接客経験があり、向いていると思う。将来も人と関わる仕事がしたい」と就活の軸を設定、
直接お客様と関われる仕事を探している就活生Aさんがいたとします。
しかし、Aさんは接客が得意なだけでなく、実は大学のゼミでマーケティングを勉強していました。
それにもかかわらず「人と関われるかどうか」という判断のみで企業を見てきたので、マーケティングを活かす仕事はノーマークでした。
このように人と関わるという軸を掲げたことで、自分の長所を一時的に見失ってしまうこともあります。
これは、就活の軸を設定した場合のデメリットというよりは
就活の軸をガチガチに固めて、それ以外を全く考えない場合のデメリットですが、念のため気をつけたほうがいいかもしれません。
就活の軸を持つことは絶対に必要か
結論から言うと
「絶対に必要ではありません!」
しかし、合ったほうが自分が楽です。
よく考えてみてください。
目の前の選択肢に対して一から考えて検討していくよりも、
自分があらかじめ用意した価値基準に従って判断していくほうが効率的ですよね。
と、いうことで、絶対に必要ではありませんが合ったほうが楽!なのでおすすめです。
自分の軸を決めるにはどうすればいいのか
で、ここまで自分の軸についてのお話をしてきましたが、
それでは自分の軸を決めるためにはどうすればいいのかというお話はまだでしたね。
まず、自分の軸を決めるために必要なのは自己分析 です!
自分とはどういう人物かを知らないと、
その自分がどういう価値観で企業やお仕事を探すかを決めることはできませんよね。
と、いうことで、次回はこの自己分析について、詳しくお話ししたいと思います。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!
旭川まなみ